暴動気味の火曜から2晩目のマプトであります。
昨日は暴れる人も減り、警察や機動隊が燃やした車やトラックや幹を片付けだしてくれて、今日はもうほとんど通常状態です。
街にミニバス(シャパ)の姿は無いですが。
火曜の深夜、運輸省とシャパ協会が
運賃据え置きの発表をしましたが
いかんせん、深夜だったため周知不可。
結果、水曜もシャパは運行しなかったわけですね。
で、今日は木曜。未だシャパは無いわけです。
これは、シャパオーナーが反発していたためと思われます。
俺たちだって生活かかってるんだぜ、というわけですね。
拮抗状態。さあ、落としどころはどこか。
このまま週末に突入かとも思ったのですが、
政府が助成金を出すと発表したっぽいですよ。
えー、そーなの。結構お金あるのね。
一方、マプト&マトラの住人の皆さんですが、
さすがに仕事にも学校にも行けないという事で
昨日はかなり切れ気味でした。
ただでも物価上昇で生活に響きまくってるのに
仕事にも行けなくて更に給料減るんだけど、というわけ。
まっとうであります。
何か別の方向で暴れだしそうだなぁとちょっと不安なままの今朝。
テレビをつけてみますと、下町の駅で鉄道出勤する市民の笑顔。
あ、電車ね。そうねー。電車、でんs…
って、
それ貨物電車だったはずでは…
マプトには一応、鉄道が走っております。
大きな地図で見る
駅はものすごいステキです。
ステキすぎて、週末の夜はおしゃれ人間が集まるクラブになります。
つまりは、あんまり駅として機能していません。多分。
貨物列車がタラタラ走っているとか、
隣国には行けるらしいとか、その程度の噂しか聞いた事無いのに、
本日、いきなり通勤鉄道として生き返ってました。
あまりにもナイスアイディア過ぎるし、
明らかに超過乗車ギュウギュウ詰め半身は外なのに
すごい笑顔で降りてくるマプトの人々。
ますます愛着を感じてしまうのであります。
しかしながら不穏な街の噂も。
ガソリンが、なんか…無いっぽい。
無いっていうか、売り渋りっていうか、なに?
大幅値上げ???
そして、シャパ団体に何故か優しい政府。
「補助金はシャパオーナーだけかよっ」
という、住民の怒り再燃にならないといいけど。ねー。
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