ケフィアグレイン

＜酸っぱい足のかほり＞

実は一ヶ月程前に旦那の同僚（モザンビーク人）から
ケフィアの元種、ケフィアグレインを、
紅茶匙一杯分くらい貰ってきました。


以前、日本でも
「ヨーグルトきのこ」とかいう名前で流行ったヤツらしいです。

米粒より少し大きな、モコモコしたヤツが
おおよそ24時間かけて発酵乳を作ります。
モコモコしたやつに、乳酸菌を筆頭に諸々の菌が住んでるそうです。
なんで、厳密にはヨーグルトではないそうな。
確かに味もヨーグルトとは違いますな。
一番は、微発泡という事。
分解しながら炭酸ガスを出すらしく、シュワシュワします。

ここまで書いといて今更ですが、結構上手くいってます。
でも、最初はビビってました。
だって、やっぱり

腐ってるんでしょ？これは

という思いが強かったから。
ネットで調べても、ケフィアグレインで増やしていくのは
途中で腐敗菌に支配されやすく、オススメでないとか
衛生的じゃないとか、そんな記事ばっかり。
むむむ。
でも、他の日本人同僚ももっと前からスタートして
毎日食べてるらしいし、どうにかなるかとやってみました。
瓶の消毒やスプーン、ザルの熱湯消毒も、もう手慣れたもんです。

昨日も、上層部のこってり部分と下層の酢の部分を別々に漉しながら
ふと旦那に、
「ゴメス（仮名）は、どうやってこの元種を手に入れたんかな？」
と聞いてみました所、

「ゴメス（仮名）の婆ちゃんが、
　　10年くらい前から作って食べてるらしいよ」



…

10年…。





絶対他の菌も住んでたりして、
構成は既にアフリカ仕様なんだろうね。

　
でも、確かに腹の調子はいいし、
旦那はかなり気に入って量が少ないと不機嫌です。