またかよという感じですが、NHKの感想文。
我が家で驚異的な視聴率を誇る、NHK教育の「視点・論点」という番組。
日本だと、NHK教育で22:50から始まる10分番組。
こちらで見れるNHKワールドだと、モザンビーク時間の夜8時と言う
一般家庭のゴールデンタイム番組なのです。
あ、日本の夜11時前がこちらの夜8時ではないので、あしからず。
先週木曜日の出演者は、カリフォルニア大学教授の中村修二先生。
発光ダイオードとか、レーザーとか、そういう方面がご専門。
論題は「大学受験はやめろ」でした。
大学受験が厳しいと、それ自体が目標となってしまい、大学入学と同時に燃え尽きてしまう。
人生で何がやりたいか、小さい頃は夢がたくさんあるのに、
それがいつのまにか大学受験になってしまう。
だから、入試はやめて、好きな所に行けるようにして、だめならどんどんドロップアウトして、
自分に最もあった学校に次々入学し、勉強をすればよい、というもの。
なるほど、一理あるなぁと思ったのですがね。
でもね、先生、番組中かなりヒートアップされてきまして、(いや普通なのかな?)
何か、声は裏返っちゃうし、話が若干前後するし、おまけに、
「受験戦争の厳しい国はどこですか。韓国、台湾、中国、
全部後進国でしょう。」(裏声)
あ…、先生…、その発言は…、ちょっと。。。
「はじめはみんな東大に行くでしょう。
そのうち講義や定期試験について行けなくなったら、
○△大学の○○学部に行けばいいんです。
そこでもダメなら、△□大学に行けばいい!」
全部実在大学の名前や学部を出すのは、それは、どうなんでしょうか。
印象深い10分間でございました。
あ、他にももう一方、赤川学先生。
少子化についてを論じておられました。
サブタイトルは、「子供が減って何が悪い!」
少子化について語る先生や著名人は、この番組にはよく出てきますが、
さすがに、何が悪い!というのはなかなかお目にかかれません。
「少子化で、人口が減り、斜陽の国となる。
それもいいじゃないですか!!」(ちょっとうろ覚え)
これはなかなか面白いと思いましたよ。
でも、この赤川先生の言いたかった事は、統計のあやふやさとか、
女性の社会進出のいろいろな側面について。
『子供が減って何が悪いか!』という本も出版されています。
機会があったら、読みたい1冊。
その他、いろんな方々が出演するのですが、
やっぱり話すのが上手い人ってすごいですねぇ。
10分とはいえ、後半は声が消え入りそうな方も結構います。
それに対して、芸能人。さすが。
黒柳徹子、めちゃめちゃきれい。マドンナもびっくり。
服の仕立ての良さも驚異的。
そして、芸能人じゃないけど、マラソンランナーの有森裕子。
いつのまにロングヘアーになって、おしとやかさ爆発。
しかも、トークが安定してます。肝も、筋肉も、がっちりだからでしょうか。
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