旨い山椒で考える

　


今日も見事に晴れたマプトでございます。
暑いです。
暑い時に飲むホット珈琲は、また汗をじんわりと呼ぶのです。
それでもやめられない、甘いホット珈琲。あぁ、幸せ。

こちらの台所事情を放置中のねこまんまの方にあげてみることにしましたが、
それとは別に…



こっちに来る前に遊びに行った京都で、
友達から頂いた、粉山椒と黒七味。
これがまじで美味しいんですよ。
本当にびっくりですよ。
山椒がこんなにフルーティーだなんて！
そして黒七味は一振りでパンチの効いた辛さに！！
先日は、ツナとひじきの炊き込みご飯が残ったので、
ケチャップとこの七味＆山椒を加えて
よくわからない炒めご飯を創作してみたのですが
それがピカイチに旨くてですね。
感動でしたよ。


話は変わって、先日、
マプトの40年前のビデオを見まして。
ポルトガル植民地時代の映像ですね。
噂に聞いていた通り、建物は今とほぼ同じ。
都市計画は全く同じ。そして、全てがキレイ。。。
街を歩いているのは白人ばかり。
大通り沿いにずらーーーーっと並んだオープンカフェー。
ミニクーパーやスポーツカーで繰り広げられるカーレース。
ミニスカートで闊歩する女性。
眩しいほどの夜のネオン。
とても40年前のアフリカとは思えない映像の数々…。
その後、独立、社会主義、内戦、民主主義といろいろあって現在に至るわけですが、
アレですよ。国って言うのは衰退するもんですよ。
現在は、政治も比較的安定して外国人も戻ってきて
国民の手でゆっくりと復興と言うか成長してるらしいです。

でも、あれだね。
こんだけ暑いと労働意欲がほんとになくなるよね。
動きたくないって言う、生き物としての防御本能が働きまくりだよ。
ここから考えると、日本は本当にがんばらないと生きて行けない国だよねぇ。
夏は暑いし、冬は寒いし。
別の意味で、すごい国だよなぁって思ってしまう今日この頃。